2020.07.03
家を持つことの考え方 南相馬市・相馬市の注文住宅
賃貸か持ち家か
家賃をずーと払い続けていくなら、早く家を建てた方がいいと周りから聞いたことはないでしょうか?
家や土地は資産になりますし、今は過去最低基準の住宅ローン金利が継続している中、家を持ちやすくなっているのは事実だと思います。
かといって、そんな若いうちから家を持つことが正しいのでしょうか?
土地や建物の資産を取得すると、税金を市町村に支払うようになります。また、50年60年と住み続けていくには、定期的な外壁塗装や修繕のための費用も、計画的に積み立てていいかないといけません。
それゆえに、単純に家賃と比較するばかりではなく、税金や修繕費用なども含めた上で、賃貸か持ち家かを選択するのかを検討すべきです。
持ち家を選択するならばこの費用が、ずっとかかり続けることを理解しておかないといけません。
子育てだけを考えた家づくりは失敗する
子供が小さいうちに家を建てて、無駄な家賃を払わないようにしようと、家づくりについて色々と考えていくでしょう!
家を建てるのには土地探しもしなければなりません。どうしても、子供の学校を中心に考えてばかり土地探しをしていると、土地代も高くなり、予算とは大きくかけ離れてしまいます。
また、最大人数での間取りプランを想定して、大きくなり過ぎてしまい、家の価格も高くなりやすくなります。
つまり、必然的に家づくりの費用が、割高になりやすいため、ローンの返済負担が大きくなり結果的に、貯蓄ができなくなってしまう原因になりかねない、というわけです。
貯蓄は将来の保険
土地探しの時、「子供が学校まで遠いとかわいそう」とうい方が多いのですが、ぶっちゃけ、子供たちはいつまでも学校へ行くわけでもないし、いつまでも家にいるわけでもない、ということを踏まえた上で、予算をなるだけ抑えられるように、土地探しをして、間取りを考える必要があります。
将来までの人生設計をすることにより、わざわざ高い学校近くの土地を選ず、郊外ののんびりとした土地を選べば、将来、家庭菜園ができるような土地を選べば固定資産税も安いし、平屋であれば、子供部屋も考えによっては、将来の趣味や収納部屋になるので、無駄な収納スペースを作らないようにすれば、家計に余裕が生まれ、教育や老後のための貯蓄をすることが出来るようになります。
ブランド住宅があなたの身の丈に合っていなければ最悪
最も最悪なのは、貯蓄が全くできないような予算で、家を建ててしまうことです。身の丈に合わない家づくりは、100%家を建てない方があなたのためです。
貯蓄するゆとりがない状態で、家なんて建ててしまうと、このコロナショックで会社が倒産や解雇、減給といった不測の事態が起こった時に、たちまちに、家を手放すことになりかねないのです。
もし、そうなってしまったら、莫大な借金を抱えることとなります。
そうならないためにも、充分な貯蓄がない、若いうちから家を持つとするならば、家を持ちながら貯蓄していけるように、考えながら家づくりをしてください。
例えば、どうしても利便性の良い土地を買うなら、車を一人一台を持つのではなく、一家に一台にするという選択肢を、検討するといいのかもしれません。これだけで、月々の負担が5万円から7万円減るので、その分貯蓄に回せるようになります。
また、やがては子供たちは巣立って行きますから、子供部屋の広さや部屋数を、最小限にするという選択肢を持つことも非常に大切なことではないでしょうか?家の価格は単純に、面積に連動するので大事なポイントです。
土地の広さに関しても家と同様です。立地にもよりますが、単純に土地面積が大きくなれば、土地価格も高くなってしまいますから、必要最小限に抑えることが大事です。あまり大きいと草むしりも大変ですよ(笑)。
まとめ
これからの厳しい世の中で、安心して暮らしていくためには、お金と社会についてよく学び、長期的な視点を持ち、自分たちで家族の身を守っていく必要があります。
目先のことだけを考えただけでは、損得だけで決断してしまい、後から最悪の状況にならないためにも、よく情報収集し、精査しながら学びそれから、家づくりを行っていただければと思います。
結論としては、充分な貯蓄をしながら、家を持つことが出来そうなら、なるだけ早く家を持つことはとっても良いことではないでしょうか!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。