2020.11.26
家づくりのよくある失敗について 南相馬市で注文住宅を建てよう!
金銭的なミスが一生を左右する
みなさんこんにちは!
取り返しがつかない家づくりの失策をしないために、知っておいていただきたいことについてお伝えしていきたいと思います。
家は一生に一回しか建てないものだし、建てた後には、年齢や状況に応じて住み方も変化するので、どれだけ考えて建てたとしても、後から「こーしとけば良かった」とか「あーしとけば良かった」といった後悔が出てくるものです。3回家を建てないと、納得いく家はできないなんて言いますが、実際無理ですものね!
家づくりで、私が絶対にあってはいけないと思うことが、金銭的なミス(予算オーバーや配分ミス)による後悔です。
住宅ローン返済は、家計の中で、最も長期で大きな固定費となるため、ミスってしまうと、長期に渡って、ずっとダメージを喰らい続けてしまうからです。
具体的には、
貯蓄や投資が出来なくなってしまうことで、子供の進学の選択肢が狭まってしまったり、家のメンテが出来なくなってしまったり、老後貧乏に陥ってしまったり、ずっと不安を抱えながら暮らしていくって感じでしょうか。
では、そういった状況を引き起こす一番の原因は一番何なのでしょうか?
それは、、、
真っ先に土地探しをしてしまうこと
つまり資金計画によって使っていい土地の予算をまだわからないにもかかわらず、先に土地を探しちゃうってことですね。
色々な人から土地の適切な大きさとか、便利な土地を買ったほうがいいよとか、日当たりがいい南側道路の土地を選ぶといいよとかとか、色々とアドバイスを聞き入れていくうちに、とんでもない高い土地を買ってしまった!なんて事になりかねません。
これをやっちゃうと、
まーまー、ほぼ確実に、土地に多くの予算をつぎ込んじゃいます。
例えば、
無理なく毎月払っていけそうな金額が7万円だとしたら、35年でローンを組んだ場合、借りられる金額は約2500万円になります。
そして、これに自己資金を足した金額が、家づくりの総予算になるので、仮に自己資金が500万円あったとしたら、総予算は3000万円ってことになりますよね?
でも、じゃあ3000万円を丸々土地と家につぎ込めるかっていうとそんなことはなく、家を持つためには、いろんな経費がかかってくるのでここからこれらを差し引くと、大体2800万円ぐらいが土地、家、庭にかけられる予算ってことになるんですよね。
で、ここで家と庭に2000万円ぐらいはかかりそうだなーと仮定すると、土地にかけられる予算は800万円ってことになるんでんすが、実は、土地を買う場合、さらにいろんな経費がかかってくるので、この場合、土地にかけられる実質予算は、650万円〜700万円ってことになります。
つまり、ホントは、
650万円〜700万円ぐらいで土地を探さないといけないってことですね。
なのに、そんなことも分からないまま土地を探してしまうと、とんでもない金額の土地を買ってきてしまいます。
もし仮に、土地代だけで1200万円もする土地を買ってきてしまったら、一体どうなるでしょうか?
この場合、600万円ぐらい家づくりの予算が上がってしまいますよね?ってなると、ざっと毎月2万円ほど、返済金額が上がってしまいます。
こうなると、旦那さんのお小遣いを減らすか、外食を控えて食費を削るかなどなど、贅沢を控えなければ生活が成り立たない事になりかねません。
あるいは、それがキツイ場合、毎月の負担を落とすためだけに、金利が安い変動金利を選んでしまいます。そして、後々金利が上がり、一気に返済金額が増え、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。
いずれの場合も、たちどころにやっていけなくなるようなレベルではないものの、確実に、ずっと先行きに不安を抱えながら暮らすことになってしまいます。35年のローンを組むという長期的計画は、初めの資金計画がとっても大事なのです!
なので、家を建てようと思った時、いきなりから土地探しを始めないように気をつけてくださいね。
まずは資金計画から始める。
これを肝に銘じておいてください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
(追伸)
でも、資金計画のやり方を間違えちゃうと結局一緒なので、この点にも注意してくださいねー!
予算を増やそうとする資金計画には要注意です!!
建築家とつくる家づくり simplenote
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