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  • 2019.10.20

    衣類センターのある暮らしのススメ◎
    はじめに、、、

    皆さんこんにちは。台風19号の猛威は全国的な被害になってしまいました。強風や竜巻のことが言われてましたが、実際は大雨による河川の氾濫が一番の被害を生む結果になりましたね。
    一日中鳴り止まない雨音は情緒というより、心配の方にばかり心がいってしまいました。自分の中の恐怖や不安と一緒に夜を過ごすのは、慣れているようで実は一向になれないもので、こればかりは天の赴くままというところでしたでしょうか。

    今日は収納の話です。

    本日は主に収納の話をしようと思います。間取りを考えていく上でどれくらいとるのが理想なのが、一見分かりづらいのが収納です。
    現在の家族の持ち物や、これから増えていくものを予想して収納の面積を決めていくわけですが、考えてみれば自分の将来の持ち物や荷物がどれくらいのものになるかなど、誰にも分かりません。
    ではどうやって収納を決めていくかというと、一般的には洋室に対して1部屋1収納、LDKでは取れる所でと、どちらかといえば居住スペースに付随する形で決めていく場合が多いです。
    全体の面積に対する収納の面積の割合を収納率と言いますが、最低12%、、、取れるなら15%は取ったほうが良いと言われています。
    しかし、収納に面積を割く分だけ自分たちが使うスペースが減ることになります。(建物をその分大きくするなら別ですが、費用の問題もあります、、、)そのバランスが非常に悩み所なんです。

    普段遣いはこの中に、、、

    ただ闇雲に増やしていったのでは建物が大きくなってしまうので、暮らしを含めて考えることで最適化を図っていくことをオススメします。
    その一つが今回の衣類センターです。衣類センターの考え方は、洗面脱衣室や家事室に収納を作り、普段使いの衣類やタオル関係など、日々お洗濯されるものを家族一人ひとりごとに場所を分けてまとめて収納するやり方です。
    脱衣室にこの収納があれば、洗濯物が乾いた後にここに入れるだけなので、ママさんのお洗濯の手間がぐっと減ります。ドラム式の乾燥機付きの洗濯機なら尚の事ですし、脱衣室に物干しを付ければそこで乾かしてそのまましまえます。

    共有することの大切さ。

    家族も自分の普段遣いがそこにあればお風呂に入る時ラクですし、場所が決まってるから共通して使うことを認識できます。
    この衣類センターを間取りに設けることで、家事ラクになることと、個人の収納がそんなに大きくなくても良くなります。コート類や季節で着ないものを入れておく感じで、物の整理もしやすくなりますね。
    核家族化が進んで、それぞれが自分の部屋・場所をもつ間取りが多い昨今ですが、そういった個人のスペース(パーソナルスペース)だけではうまくいかなかったりします。
    家族との関係、親戚との関係、友達、、、社会の中で共有すること、共生していくことが本当はとても大事です。家族の共有スペースは決してリビングだけじゃないと、、、そう思うんですよね。

    この記事を書いた人
    石崎 幸崇

    設計士 石崎 幸崇

    打合せではお客様の気になることや質問に豊富な知識で気さくに応えてくれます。年間100本以上の映画鑑賞をしており(99%自宅)どちらかというと彼は草食動物でありながらも、ひっそりと知的な女性を好んでいます。好きな女優:黒木あい。気になっているアーティスト:内村友美。南相馬市生まれ。大学は仙台。社長のお子さんにXmasプレゼントを贈り続けているという優しい一面も。

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