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  • 2020.11.17

    コーディネートで必須で確認している家電:サニタリー編
    洗面の家電、、、

    皆さんこんにちは。本格的に冬支度の今日このごろ。ついに風邪をこじらせてしまい、、、葛根湯に頼る毎日です(汗)

    今日はコーディネートで確認している家電の洗面編です。暮らしの中で自分のケアや洗濯など中々のウェイトを占めているサニタリー系の家電。ご家族によって設える環境が異なり個性が出る部分です。

    まずは洗濯機。

    まず大きいところから行くと洗濯機です。洗面や脱衣室に1台はかならず置かれるものですね。メーカーに違いはあれど大体一緒でしょ?とお思いかもしれませんが、実はシビアにサイズ感が違ったりします。

    全自動だと60cmから70cmの間の幅で、ドラム式でも似通った寸法になるんですが、たまに大きいものもあったりするのでまず単純に入るかどうかの確認をします。

    洗面にさけるスペースも無限ではないし、キレイに置けたほうが清潔感があっていい。ドラム式の場合は扉の開き方(右左あるので)と奥行きも確認します。以外に扉も開いた全長で図ると1m20cmくらいになるので結構重要です。

    一昔から比べるとドラム式もコンパクトにはなってきているんですがフラッグシップ機は容量やパワーからちょっと大きめになることが多いですよね。

    細かいところで、、、

    細かいところで言うと、アイリスホームでは洗濯機パンを標準ではつけない設定にしています。

    理由はパンの大きさによってキレイに置ける洗濯機の選択肢が狭まってしまうことと、脱衣室の床に防水のクッションフロアを採用していることが理由です。

    洗濯機自体が高性能化して水びたしになる確率も大幅に減ってきていますし(ゼロではないですが^^;)、パンがないほうがお掃除がしやすいことからつけないことを標準としています。

    よりスッキリしますし、洗濯機は約10年で交換時期になりますので、その時々に出ている洗濯機を置けるようにしておくことがベストになります。(これは設計時にも確認する項目でもあります)

    ただしなんでかんでつけませんよ!ではなくて、付けたほうが良い、安心する、というお客様には個別に対応しています。

    除湿機、、、愛用していますか?

    最近は様々な家電が出ていますが、サニタリーで着目する中で除湿機を愛用されているかどうかを確認します。

    常時使うには場所もコンセントもいるものになりますし、梅雨時期はランドリールームやリビングに部屋干しをする方も多いので、じめーっとするようなのがちょっと苦手な方には除湿機をおすすめしたりもします。

    加湿すぎるのは家にも人にも良くないので、、、。

    暖房、、、

    明確な家電名としてではないですが、サニタリーの冬場の暖房をどうするかも聞いています。

    建築としてパネルヒーターを計画する場合もありますし、お客様が電気式のセラミックヒーターを置くようなことも視野に入れます。

    気密断熱工事を行っても、真冬の一番寒い時期に洗面がひんやりすることはあるので、補助暖房として何かしら対応できるようにしておくとお風呂に入りやすいですし、年配の方がヒートショックに遭われる確率を大幅に減らすことが出来ます。

    色々と挙げればじつは、、、

    色々考えていくと思いの外いっぱいあって、やりたいことがたくさん出てくるのが、家電と建築の関係性です。

    家族の暮らしによっていろんなアイデアやイメージがありますし、家づくりはそれをどんどん膨らませていくことが大切ですね。

    この記事を書いた人
    石崎 幸崇

    設計士 石崎 幸崇

    打合せではお客様の気になることや質問に豊富な知識で気さくに応えてくれます。年間100本以上の映画鑑賞をしており(99%自宅)どちらかというと彼は草食動物でありながらも、ひっそりと知的な女性を好んでいます。好きな女優:黒木あい。気になっているアーティスト:内村友美。南相馬市生まれ。大学は仙台。社長のお子さんにXmasプレゼントを贈り続けているという優しい一面も。

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