2019.04.11
太陽光は今こそ設置するべき!
買電価格が下がっている理由
太陽光売電が開始した当初の買取価格は48円。2019年度は26円。
ここだけ見ると設置するのをためらう人も多いはずです。
なぜ買電価格がこんなに下がっているのか…
簡単に言うと太陽光システムの価格が下がったからです。
買電が開始された2009年はモジュールの保証期間が10年でした。
その10年で設置費用の元が取れれば、導入する家が多くなるのではと考えられました。
当初国が1kwあたり7万円の補助金を出すことに決定しました。(現在はありません。)
補助金額を引いた購入価格を10年で0円になるように計算をしていったところ、
買電価格が48円になったと聞きました。
今の設置費用は当初に比べると半分以下になっているんです。
国の補助金もなくなっていますが、それでも今の売電価格26円で計算をすると8年から9年で元が取れる計算になります。
これからもシステム導入費用が下がっていけば買取価格も下がっていくのかもしれません。
なぜ今設置?
買取価格が下がっているのに設置をなぜ勧めるの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
私が勧めたいのは売電ではなく、自家消費です。
皆さんは電気の料金が上がっていることに気付いていますか?
再生可能エネルギー発電促進賦課金って知ってますか?
太陽光発電等、再生可能エネルギーを買う時に電力会社が支払った費用を電気使用料に加算されて私たちは支払っているんです。
その負担割合は電気を多く使った家庭ほど高額になります。
そして電気の使用量においても、使えば使うほど単価が上がっていくことに気付いているでしょうか?
毎月必ず支払う電気料金。
その費用を抑えてくれるのが太陽光発電です。
これからの太陽光発電は売るためではなく、自家消費で電気料金を減らすことをオススメします!
自家消費って?
一言でいうと自分が電力会社になる!
10年間は買電価格が保証されています。
でもその10年が過ぎたら何円で買い取ってもらえるのか現状未定です。
(世間では高くても10円と言われているようですが…)
自宅の発電を安い価格で売って、自分は高い電気料金を支払う?!なんだか矛盾を感じますよね。
まだ高額ですが、蓄電池を設置することを太陽光発電の設置当初から検討する必要があります。
最初から蓄電池まで設置しなくても…と思われる方もいると思います。
そう思う方に一言。
蓄電池を接続できる機器(パワーコンディショナが変わってきます)で太陽光発電システムを検討してください。
10年後にいざ蓄電池を設置したい!と思ったとき、他の機器を取替ないと蓄電池を繋げない…なんて悲しいことにならないためにも!
以前にエコキュートを蓄電池代わりにというブログを書いたことがあります。
そちらもご参考にしてみてください。
Let’s go☞ エコキュートを蓄電地代わりに!